こだわりのホームシアター

ホームオートメーションの波

いまじわじわと流行りつつある、ホームシアター。そのなかでもこだわりを持ってホームシアターを作っている人達にお話を聞いてきた。

マルチルームとマルチゾーンの概念

ホームシアターが普及しているアメリカでは、インストーラーが住まいのAVデザインをカスタマイズしていくカスタムインスタレーションがビジネスとして確立している。1980年頃からこのビジネスで活躍し、1982牛にスタートしたCEDIAの立ち上げの頃から関わってきたKEFジャパンの秋山さんは次のように語る。「米国はホームシアターを作りやすい環境にあるといえます。まず、ライフスタイルを大切にするという文化的な素地があります。それから2×4住宅が多く、壁厚も十分で空隙もあり、配線を後付で壁内に埋め込むことも比較的容易です。また、核社会であることがさらにホームシァターのある家全体のAVデザインを発展させた。「アメリカは子供たちは18歳くらいになれば独立していきますので、残された親は大きな家に夫婦だけで住んでいたりする。そのような場合に、部屋を移動してもずっと音楽を聴いていたいというニーズが生まれて、マルチルームシステムが浸透し たのです。」